多くの人において、冷蔵庫を処分する機会はそう多くないと思います
なぜかって、冷蔵庫は他の家電製品に比べて寿命が長いから
寿命が長いと捨てる、処分する機会がなかなか無いので、いざ必要なくなるとどこにどうやって捨てたらいいのか?となってしまいます
目次
冷蔵庫の処分方法
いくつかありますが、1番確実なのは
家電量販店に依頼する
冷蔵庫や洗濯機、エアコン、テレビの4カテゴリーは【家電リサイクル法対象製品】となるので、家電量販店で取り扱うリサイクル券が必要となるからです
ちなみに「買ったお店じゃないと処分を依頼できないのでは?」などは気にしなくて大丈夫!どこで買ったものでも依頼できます
他にはどんな方法がある?
その他の手段としては【リサイクルショップに依頼する】【個人売買で売る】などがあります
ただし、リサイクルショップは状態によっては引き取り出来ないこともありますし、個人売買はいつ手放せるか、そもそも売れるかどうか、売れた後の手配はどうするのか等の問題があったり手間もかかるため、万人におすすめの方法ではありません
冷蔵庫リサイクルの金額は
冷蔵庫は容量によって大きく2種類の金額が設定されています
【170ℓ以下】リサイクル金3,400円+収集運搬費用
【170ℓ以上】リサイクル金4,300円+収集運搬費用
リサイクル金はメーカーにより、収集運搬費用は販売店によって異なります
具体的な流れ
ここでは家電量販店への依頼を想定して書きます
家電量販店を探す
近所にあれば良し、なくても電話番号がわかればオッケーです
店舗に相談する前に
引き取って欲しい冷蔵庫の
①型番(冷蔵室のドアに貼ってあります。わかりにくい場合は説明書や保証書に記載があります)
②メーカー名
③何年製か(冷蔵室のドアに貼ってあります)
④故障の有無
①と②は調べておくとリサイクルするための正確な金額がわかるので確認しておきましょう
③と④はお店によっては買取の対象となるため、念のため確認を
故障していると基本的には買取はできず、リサイクルのみとなります
店舗に相談する
直接店舗に行く、もしくは電話で「引き取ってほしい冷蔵庫があるんだけど」と相談してみましょう
だいたいの場合、店舗に直接持ち込むか出張で引き取りに行くかの2つの方法を提示されると思います
店舗に直接持ち込む場合
そのまま冷蔵庫を持ち込めばオッケーです
どこに置いたらいいのか、リサイクル券の発行はどうすればいいのかは店舗の指示に従ってください
出張で引き取りに来てもらう場合
日程やリサイクル券の手配などを店舗と打ち合わせて決めていきましょう
なお、リサイクル金と収集運搬費用のほかに出張費用が掛かることはご留意ください
リサイクルと買取の違い
端的に言えば支払いが発生するかしないか、です
【リサイクル】はリサイクル券を買う必要があるため、支払いが発生します
【買取】は名前の通り店舗がお客様から買い取っているため、支払いが発生しません
例え買取金額が0円だったとしても、リサイクル券を買わないので支払う必要がないのです
よくある質問
Q:なんで店舗に持ち込んだのに収集運搬費用を支払わないといけないの?
A:収集運搬費用はリサイクルセンターが店舗から運搬する費用と考えてください
承った店舗がもらうお金ではありません
Q:産業廃棄物ってリサイクルで受け取ってもらえないの?
A:産業廃棄物はそもそもリサイクルできません
専門の業者さんに依頼しましょう
Q:お金かけたくないから山奥に捨てたらだめ?
A:だめです、というかそれ犯罪です
こちらは東京都の罰則に関する記事ですが、各都道府県で罰則があります
ルールに従いキチンと処理しましょう
Q:街頭で無料で引き取りますって業者さんがいるけど、そこはだめ?
A:全部がだめとは言いませんが、過去に実際に依頼した方が「リサイクル券はかからないけど収集運搬費用はお金かかるんですよね〜」と、正規より遥かに高い金額を請求されたという話を伺ったことがあるのであまりおすすめはできません
まとめ
いかがでしたか?
冷蔵庫みたいな大きなものをどうやって処分したらいいのか迷ってる方もいらっしゃいますが、そんな難しいことではありません
大切なのは、キチンとした処理を行うことです
いつのまにか不法投棄の犯罪に加担してた、みたいな事にならないようにしましょう
では、良い家電ライフを!