2023年11月にパナソニックエアコンCSLXシリーズとCSXシリーズの2023年モデルが発売になりました
ここではCSLXに焦点を絞り、カタログの売り文句で語られている内容を深堀りします
CSLXが向いている部屋と人
虫が苦手な人
換気のために窓を開けていることが多い部屋
部屋の臭いが気になる人
エアコン単体の電気代が知りたい人
省エネ運転させたい部屋
続いて、カタログを読み解きます
ナノイーX
ナノイーXの効果により有害物質を抑制、また脱臭効果もあります
ナノイーXだけの単独運転も可能
除去ではなく、抑制です
ペットを飼ってる私の家がほぼ臭いが無くエアコン内部のカビも付かなかったので、有効だと感じています
換気運転
2022年モデルには無かった排気換気(部屋の空気を外に排出)が付きました
給気換気(外の空気を部屋に取り込む)の運転時にはナノイーXで空気を綺麗にしてから部屋に取り込み、排気換気の運転時には部屋に滞留する花粉やハウスダストなどを排出
窓を開けずに部屋の空気を完全に入れ替えられるのは良いですね
窓を開けっぱなしにしたくない夏や冬もありがたいのですが、個人的には1年中換気運転が出来るところが重要かなと
特に春から夏にかけて虫の侵入を気にしないで済むようになるのは大きなポイントです
内部がキレイ
カビの原因となるホコリを自動お掃除で落とし、ナノイーで除菌し、すり抜けたホコリもコーティングで落とします
かなり徹底はしています
ですが、記載にもある通り付着したカビを落とすわけではないので、気になる方は定期的にエアコンクリーニングをしてください
内部はガードが固いですが、ファンの下のルーバー部分にはカビが残りがちなのでそこをしっかり掃除していれば問題ないとは思います
暖房運転
暖房を使う時間を学習して、スイッチオンですぐ暖房が出るようにします
また、室外機の霜取り運転中でも暖房が止まりません
人が居ない時は節電モードに、長時間留守にする場合は電源オフ
給水無しで加湿運転が可能
速暖機能以外は前モデルにも有りました
速暖は有難いけど電気代は・・・350wで2時間って、電気代単価が30円としたら1回で約21円、それが毎日3回とすると、1ヶ月で約1,890円(!)
冬の時期限定とはいえ大きな負担・・・我が家じゃ使わないかな
冷房、除湿運転
節電しながら快適な冷房、除湿運転を行います
以前は再熱除湿という、電気代が上がるけど部屋の温度を下げない除湿というのがありました
快適除湿モードの新パーシャル制御がどれくらい電気代かかるのかカタログに載ってないですが、少なくとも再熱除湿ほどは電気代かからなさそうです
エオリアアプリ
アプリを使って電源のオンオフや切り忘れ防止に役立ちます
切り忘れ防止は元々オートオフ機能があるので気にしませんでしたが、電気代が見えるのはすごく良いです
電気代は毎月ほかの電気代とまとめて請求がくるので、エアコンが節電運転できてるのか分かりませんでした
電気代を見える化する事で、より節電を意識しやすくなる機能だと思います
まとめ
いかがでしたか?
今回の目玉は、排気換気が加わったことによって1年中部屋の空気の入れ替えができるようになった事だと思います
特に虫が苦手な人は必須なんじゃなかろうかと感じるほどの能力です
その他の部分は正常進化といったところですね
ひとつ言いたいことがあるとすれば、換気ホースのせいで無理なのはわかってますが自動お掃除のゴミ自動排出が欲しかったかなと
パナソニックの本体のゴミ箱、大きくて外しにくいんですよね…
と、その程度の文句しか出ないくらい完成されたエアコンです
リビングはもちろん、寝室などの長い時間滞在する部屋にも向いてます
ではまた別のカタログで!