部屋が乾燥してて喉が痛い・・・そんなときは【加湿方法】

冬が近づいて寒くなってくると、空気も一気に乾燥してきますね

我が家に置いてある湿度計も30%以下をずっと指してます

湿度が低いと空気中の細菌やウイルスが元気になります

湿度が高ければ、細菌は湿気と結びついた時点で地上に落下するんですが、湿度が低いと空気中を飛び回れるんですよね

インフルエンザや新型コロナも空気感染ですし、あまり元気に飛び回られたくないところ

外出してる間はしょうがないとして、せめて家の中は万全の対策をしておきましょう

なぜ乾燥すると喉が痛くなるのか

喉の痛みや違和感などは、喉に付着した細菌やウイルスが炎症を引き起こすことで発生します

空気中が乾燥していると、ウイルスなどの感染を防ぐ粘膜も乾燥して働かなくなってしまうので、喉に到達しやすくなってしまうんですね

乾燥すると細菌が動き回りやすくなるので、お部屋の湿度を上げれば良いのです

目指す湿度は50%前後がいいですね

40%以下だと細菌が活動しやすくなりますし、60%以上だとカビやダニが活発化します

健康被害以外の、乾燥が原因のトラブル

誰もが感じると思いますが、肌荒れしやすくなりますね

手がカサカサになってクリームが手放せなくなりますし、肌の水分が減ってしまうとバリア機能も低下するので服との擦れでチクチクしたり吹き出物が増えたり…

あとは火災に注意しましょう

湿度が高い時に比べると燃え広がりやすくなっています

加湿方法あれこれ

今すぐ始められるものから快適な空間を作るものまで、色々ご紹介していきます

鍋に水を入れて沸かす

即始められて効果の高い代表格!

部屋の広さにもよりますが、沸かし続けていれば部屋全体の湿度を上げてくれます

加熱するやり方のメリットは衛生的なのと加湿量がものすごく多いところですね

デメリットはお湯を沸かし続けないといけないので電気代やガス代が掛かる事

あと、加熱って加湿量に比例する通り水の減りが早いんですよ

空焚きになってしまう可能性もあるので、気をつけましょう

ずっと沸かし続けるのはちょっと…という方には次の方法

沸かしたお湯をコップに入れて手元に置いておく

部屋全体ではなく自分に効果があれば良いという状況ならば、この方法も有りです

湯気が出ている間は効果を発揮します

デメリットは、冷えたら効果がほとんど無い事

またお湯を沸かしてコップの冷えた水と入れ替えて、と手間は掛かります

アイロンをかける

これも自分の周辺にだけ効果のあるやり方です

アイロンは蒸気を使って服のシワを伸ばします

蒸気の近くにいるだけで加湿効果があります

もしシワシワの服が溜まっているようならば、この機会にアイロン掛けをしてみてはいかがでしょうか?

洗濯物を部屋に干す

洗濯した直後だけですが、洗濯物を部屋干しするだけでも湿度を上げる事ができます

サーキュレーターを洗濯物に当てればしっかり乾きますし、首振りを使えば部屋全体の加湿にも役立ちます

デメリットというか、難点としては長時間の効果は発揮しないところです

洗濯物が乾いたら加湿できませんので

石油ストーブ、ファンヒーターを使う

灯油は燃焼すると、燃焼量と同じだけの水蒸気が発生します

1ℓの灯油を使用したら1ℓの水蒸気が発生するということ

加湿をしたい時期といえば冬ですし、部屋を暖める効果も含めて石油ストーブやファンヒーターはかなり有効ですね

さらに加湿量を増やしたいなら、写真のようにヤカンを上に置いても良いでしょう

ファンヒーターは無理なので、ストーブだけの特典です

空焚きだけは気をつけてください

あとは換気も忘れず行うようにしましょう

ずっと窓を開けっぱなしにする必要はありません

窓がひとつしかない部屋ならば、窓を開けてサーキュレーターや扇風機を窓の外に向けて10分ほど動かしてください

窓が部屋を挟んで2つあるならば片方を大きく、片方を狭く10分ほど開けておいてください

あまり開けておくとせっかく暖まった部屋が冷えてしまいます

加湿器を使う

加湿をするための機械なので、加湿できるのは当たり前

専用の機械ですし、用途によって色々な機種が選べるといったメリットがあります

例えば、自分の周りだけ加湿が欲しい

例えば、部屋全体を加湿したい

例えば、加湿のついでに除菌もしたい

など、様々な用途があります

加湿器には加湿の方法によって大きく4つに分かれます

超音波式・加熱式・気化式・ハイブリッド式

全てに共通するデメリットとして、定期的にタンクや貯水槽の部分を清掃しないといけないところです

清掃を怠ると、水が悪くなって変な臭いがしたり、内部にカビが付着するので必ず行いましょう

1週間に1度くらいの清掃で大丈夫です

まとめ

いかがでしたか?

コロナ禍において外ではマスクをする習慣が根付いたおかげで、以前よりインフルエンザに罹る人は減ったらしいです

それでも家に帰ればマスクは取るでしょうし、部屋の中が乾燥していたらやっぱり病の元になってしまいます

加湿をするだけで体感温度は上がるので、部屋の暖房のスイッチを入れる前にまずは加湿するようにしてみましょう

湿度も室温も上がれば、冬の寒い日でも部屋の中は快適空間になりますよ

是非実践してみてください

では、良い家電ライフを~!